「功績賞」に橋本久義(政策研究大学院大学)氏
型技術協会では、1991年より型技術に関連して特に優れかつ貢献度の高いものを顕彰することにより、型技術並びに型産業のより一層の発展を図ることを目的として「功績賞」「技術賞」「論文賞」、1996年より、「型技術者会議」および「型技術ワークショップ」の発表論文より、総合的に優秀な論文を顕彰する「奨励賞」が設置され、本年もそれぞれの受賞者を決定した。表彰式は「型技術者会議2005」開催中の6月15日(水)13:00〜14:00より、東京都大田区産業プラザ(PiO)で行う。
(1) 受賞者 橋本 久義 (政策研究大学院大学)
理由:「中小企業の物づくりに対し、一貫してその研究育成指導に尽力され、世界の宝である日本の型づくりの発展に貢献」
(2)「技 術 賞」特に優れた貢献度の高い型技術の開発者(一般公募)
1)金型加工面品位向上のためのNCデータ解析ツール
長谷部孝男、若岡 俊介、山本 通(オークマ㈱)
2)ナノマシンによる超微細・精密加工技術
中元 一雄、菅井 誠、松本 真一㈱ソディック)
(3)「論 文 賞」
「型技術」誌に掲載された特に優れた論文および解説等の著者
1)個別プレス機械対応次世代型合わせ技術に関する研究開発(2004.11月号)
斎藤 勝政(㈱ぐんま産業高度化センター)、井上 隆浩(㈱深井製作所)
津久井伸一(㈱宮津製作所)
2)光学ガラス素子用超精密金型設計・製造技術の確立(2004.11月号)
三津江友幸(三津江金型㈱)
(4)「奨 励 賞」
型技術者会議及び型技術ワークショップに発表された一般論文より
総合的に優秀な論文
<「型技術者会議2004」>
1)コンピュータグラフィックス技術を利用したCAM処理の高速化
大田 敦史、石丸 真、井筒 幸雄(マツダ㈱)、乾 正知(茨城大学)
2)画像処理を用いたボールエンドミル加工面の評価
森重 功一、山本 哲人、井上 和彦(電気通信大学)
3)アルミダイカスト用金型の再生溶接−町工場の挑戦−
齋藤 和彦、藤原 美昭(豊和㈱)
4)焼ばめ方式による自動工具交換システムの開発
杉田 良雄(ワイエス電子工業㈱)
<「型技術ワークショップ2004」>
1)加工ノウハウのみえる化による最適切削条件の追求
笠松 士郎、山口 光一(トヨタ自動車㈱)
2)光学素子に対する射出成形CAE技術の適用について
山田 高光(東レエンジニアリング㈱)
情報ファイル
■1)商経機械新聞 2004年4月28日号(木)
http://www.shoukei.co.jp/kikai/index.html
<トップニュース>
・04年度の工作機械受注1兆3006億円
・史上3番目、製造業で攻めの設備投資
日本工作機械工業会(会長大西匡氏)がまとめた2004年度(04年4月〜05年3月)の工作機械受注額は、1兆3006億円と前年度に比べ42.5%の大幅増となり、バブル期の90年度に記録した1兆3965億円、89年度の1兆3239億円に次ぐ史上3番目の高水準を示した。とくに3月は1167億円と02年初めからの回復局面での最高額を更新、30カ月連続の前年同月比プラス。国内製造業のおう盛な設備投資、中国をはじめとするアジアの需要増大、欧米の景気回復傾向を背景に予想を上回る受注拡大をみせた。業界では今後も堅調な受注が続くとみているが、若干の踊り場を経て通常の巡航速度になるとしても、中期的には底固い推移をみせると予測している。
■2)日本塑性加工学会 金型分科会
第11回技術
セミナー・見学会のご案内
テーマ:「最新の金型設計・加工・素材技術」
日 時: 平成17年6月13日(月) (13:30〜17:00)
会 場:(株)ヤマナカゴーキン
[〒285-0802 千葉県
佐倉市大作2-11-2 電話: 043-498-3479]
交 通: JR
総武本線;
佐倉駅下車,タクシー:15分
主 催:(社)日本塑性加工学会 金型分科会
プログラム:
1.開会の挨拶 金型分科会主査 村川 正夫
会社代表挨拶(株)ヤマナカゴーキン
代表取締役社長 山中 敏樹
2.技術
セミナー(13:40〜15:50)
司会 神 雅彦君
(1) CAE技術を活用したヘリカルギヤ解析 ㈱ヤマナカゴーキン 久保田 智
(2) CBN工具による高精度・高能率加工について 日進工具㈱ 黒澤 淳一
(3) 新しい耐摩耗・耐衝撃用超硬合金の材種選択基準CIS019Dについて
富士ダイス㈱ 斎藤 実
3.見学会 (16:00〜17:00)
(株)ヤマナカゴーキン
4.定 員:40名(定員になり次第締め切らせて頂きます)
参加費:
(a)金型分科会会員 無料
(b)日本塑性加工学会会員 3,000円
(c)非会員 6,000円
5.申込方法:「金型分科会第11回技術
セミナー申込み」と題記し、
(1)氏名,
(2)勤め先・所属,
(3)通信先(所在地,電話番号,FAX番号, E-mail),
(4)上記参加費区分,
(5)交通手段(電車,車):
を記入のうえ,6月3日(金)までにE-mailにて下記までお申し込みください.
参加費は当日受付でお支払い願います。
5.申込先:金型分科会幹事 野口 裕之
日本工業大学 先端材料技術研究センター
電 話:0480-33-7592, FAX:0480-33-7592
E-mail: hnoguchi@nit.ac.jp
■3)金型情報Factory/愛知産業
「ドイツハームレ社及び金型企業技術視察旅行」
金型情報Factoryと愛知産業との共同企画でドイツの最先端工作機械メーカーであるハームレ社とそのユーザーである金型企業等を視察し、世界最高峰の技術力を検証することとしました。最先端の5軸
マシニングセンタの製作現場や最新鋭の機器の実演とそのユーザーである金型メーカの効率的な生産体制、人材育成の様子を目の当たりにする絶好のチャンスでありますから、多数の方々のご参加お待ちしております。
・企 画:愛知産業株式会社,金型情報Factory
・旅行取扱:JTB法人営業部大阪支店
・旅行期間:2005年6月12日(日)〜6月19日(日)(6泊8日)
・旅行費用:\440.000−(エコノミークラス)(成田空港発着のみ)
(航空運賃、宿泊費、
ドイツ国内移動費用、食事代)
・募集人員:15人
※定員になり次第、締め切りますのでお早めに申込みください。
・締切期日:2005年5月10日まで(締切日後はキャンセル料が発生致します。)
・お問い合わせ先
愛知産業(株):先進機能部 清水 TEL03-3447-0201 FAX03-3449-2149
Email:shimizu.r@aichi-sangyo.com
金型情報Factory:前田 TEL0729-20-2770 FAX0729-52-5839
Email:maeda@mold-if.com
詳細は
http://www.mold-if.com/news/d-news/2005/0405/040503.htmlをご覧下さい。
■4)新着雑誌
・日本塑性加工学会「塑性と加工」4月号
http://www.ido21.com/m-mag/jstp05.04.pdf