(財)金型技術振興財団 平成17年度金型に関する研究開発助成者決定

(財)金型技術振興財団(衛藤通彦理事長)は、「平成17年度金型に関する研究開発助成者」を決定した。全国の大学・高専・研究機関からの応募の中から9件の研究テーマを選定して、総額1570万円の助成を決めた。
<助成を受けた研究課題>
(1)(Ti,W,Si)N系コーテッド超硬ソリッドエンドミルによる金型材料の高速切削
奈良工業高等専門学校機械工学科 和田 任弘
(2)5軸制御加工機を利用した金型高能率荒加工法の開発
      電気通信大学電気通信学部知能機械工学科 森重 功一
(3)連続的厚板を素材を素材に用いる精密プレス成形方案の開発
       東京工科大学コンピュータサイエンス学部 肖 娜
(4)光散乱法を用いたマイクロレンズ金型の非接触オンマシン評価技術の開発
大阪大学 工学研究科大阪大学 工学研究科 林照剛
(5)超音波振動による金型補修溶接の改善法
       東京都立工業高等専門学校 機械工学科 青木 繁
(6)電解を利用した超精密金型の表面改質加工プロセスの開発
         慶應義塾大学 理工学部機械工学科 小茂鳥 潤
(7)二酸化炭素を環境にやさしい可塑剤として利用したマイクロ・ナノ成形加工     
京都大学 大学院工学研究科 大嶋 正裕
(8)CAE援用によるダイキャスト金型の設計自動化放電加工の実現
             九州工業大学情報工学部 鈴木  裕
(9)PCD電極による超硬合金金型の電極無消耗放電加工の実現
      富山県立大学 工学部機械システム工学科 岩井  学