情報ファイル            

       

○1)商経機械新聞
 2006年4月20日(木)
     http://www.shoukei.co.jp/index.html
・今年も上昇気流続くか
・8割超で売り上げ増も利益増は5割にとどまる
・競争激化、直需増、値引き要求
・メーカー在庫復活 供給能力整備 来訪増など要望
・製品値上げ浸透は3分の1
 昨年度は国内製造業の好況の波に合わせて、機械工具流通業界の業績も高水準で推移した
ようだ。本紙が行ったアンケート調査によれば、昨年度の売上高が、その前年度に比べてプ
ラスになった企業は全体のほぼ7割を占めた。また、今年度の売上高についても昨年度を上
回るとの見通す企業が全体の8割を超え、まだまだ機工流通業が上昇気流の中にあるとの
見方が業界内では強いようだ。しかし一方、今年度の利益見通しについての回答で「増加」と答えたのは半数強に止まり、「横ばい」と「減少」とを合わせた数と拮抗している。売り上げが上がっても、そのまま直接には利益に還元しない。アンケート結果からはそういった状況が窺える。


○2)緊急経営セミナー

「企業のコンプライアンスと危機管理」の開催

 昨今、企業の不祥事が相次ぎコンプライアンス(法令順守)の重要性が高ま
っています。 同時に危機管理のあり方にも注目が集まっています。そこで、財
団法人経済産業調査会では、5月23日(火)、虎ノ門パストラル(東京都港
虎ノ門)にて「企業のコンプライアンスと危機管理」と題して緊急セミナー
を開催します。
 講師は、元経済産業省商務流通審議官で京都府副知事や民間企業役
員等を歴任した弁護士の大宮正氏(あさひ・狛法律事務所顧問)と、元安田
生命取締役広報部長で広報戦略に精通したNPO法人広報駆け込み寺代
表の三隅説夫氏のお二方です。なお、参加料は有料です。詳しくは以下をご
覧ください。
http://www.chosakai.or.jp/seminar/20060523.htm
[問い合わせ先]
 財団法人経済産業調査会 事業部
 電話:03−3535−4881


○3)第4回素形材産業ビジョン策定委員会資料
 
現在、政府においては、我が国の重要産業を支えているものづくり基盤産業を支援する
ため、今国会において中小ものづくり基盤技術高度化法案を提出しており、この法律を
受けて経済産業省として、素形材産業について、鋳造、鍛造、金属プレス、熱処理、金
型の各分野について指針を作成し、技術の方向性及び経営基盤強化の方向性を示すこと
になっています。また、経済産業省及び中小企業基盤整備機構においては、各技術指針
等を受けて、素形材産業としての共通の課題を整理し、素形材産業ビジョンの策定を検
討している。下記URLは素形材産業ビジョン策定委員会の公表資料である。
http://sokeizai.jp/japanese/topics/topics.php3?ID=159