日本金型工業会
「金型産業ビジョン〜日本の金型産業が目指すべき方向性〜」
日本金型工業会は、このほど、「金型産業ビジョン」をまとめた。それによると、工業会の
中に「金型産業の10年後の”あるべき姿”作成検討委員会」を設け、
(1)金型産業をどのような産業にしたいのか。
(2)金型産業の良さ(強さ)はどういう点にあり、どのように補強してゆくか。
(3)金型産業の弱点は何で、どういうふうに克服するのか
という観点から問題点に迫り、経済産業省が「素形材産業ビジョン」で提起した方向性を
ベースにビジョンの作成作業を開始して、A4判60ページの報告書を完成した。
内容を見ると、
はじめに
1.なぜ、今ビジョンなのか
2.金型産業ビジョン委員会<名簿>
3.金型産業ビジョン委員会<開催の経緯>
第1章 金型産業の位置づけ
1.金型産業の特徴
2.金型産業を取り巻く大きな環境変化
3.金型産業の問題点と課題
第2章 金型産業が目指すべき方向性
1.将来のあるべき姿及びそれに向けて必要なステップ
2.顧客へのアピール 自社の強み(技術・技能)を活かした攻めの経営
3.健全な取引慣行で共存共栄
4.産業集積を活用した競争力強化
5.海外で儲ける仕組み
6.同業/異業との積極的な連携
7.多様な製品群への供給
8.息の長い人材育成
9.金型産業に国民の目を振り向かせるために
第3章 今後の課題と取組み
以下に<要約版>を紹介する。
http://www.ido21.com/m-mag/kanagata.summary.pdf