経済産業省
企業の「求める人材像」調査〜社会人基礎力との関係重視〜
経済産業省では、企業が職場で求める能力(社会人基礎力)に関し、昨年10月、企業人事部に対するアンケート調査を実施しましたので、お知らせいたします。本調査結果では、「主体性」等を中心に殆どの企業が採用や人材育成に「社会人基礎力」を重視していることが明らかになるとともに、職種別・企業別に重視する能力要素の特徴が明確になっています。
<全体的な傾向>
・ 9割以上の企業が、新卒社員の採用プロセスや入社後の人材育成において「社 会人基礎力」を重視。
・ 「求める人材像」の明示については、東証一部上場企業の約7割が実施しているのに 対し、中堅・中小企業では4割に満たない。
・ 「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」のうち、企業規模に関わらず「前 に踏み出す力」を重視する企業が最も多い。また、中堅・中小企業では、東証一部上場企 業と比較して、「チームで働く力」を重視する企業が多い。
・ 12の能力要素別では、企業規模に関わらず、「主体性」、「実行力」、「課題発見力」、「計画力」、「情況把握力」等の能力が高い割合で求められている一方、現在の若手社員は「主体性」や「課題発見力」、「創造力」に不足が見られる、との意見が多い。
<詳細>
1. 企業の「求める人材像」調査の結果について〜社会人基礎力との関係〜
http://www.meti.go.jp/press/20070312001/jinzaizou-press-release.pdf
2.企業の求める人材像調査結果のポイント
http://www.meti.go.jp/press/20070312001/jinzaizou-point.p-r.pdf
3.企業の「求める人材像」調査2007〜社会人基礎力との関係〜
http://www.meti.go.jp/press/20070312001/jinzaizoutyousa.p-r.pdf