素形材センター

経営セミナー「アジア経済の発展と日本の素形材産業の役割」
   −アジア素形材産業ビジョンを踏まえて−    
 アジア経済は域内貿易の拡大からその関係を大きく深化させており、一国の経済停滞がアジア全域に影響を及ぼすほどの関係になっています。また2003年のAFTAの域内関税引き下げの発効からアジアでの生産拠点の集約が進み、自動車部品や車種によっては世界供給基地としての役割を担う拠点も出始めています。しかし、こうした情勢のなかで、アジア各国の現地素形材産業の技術力が思いのほか伸び悩んでおり、日系自動車メーカーや部品メーカーも調達先に苦慮しているのが実情です。
セミナーでは、現在、経済産業省が進めているアジア素形材産業ビジョン策定の内容とも併せて、日本をはじめ中国・韓国・タイ国の鋳造業界の実質的リーダーから鋳造業界を中心に日本の果たすべき役割について率直な討議を進めていきたいと思います。
・日 時:平成19年5月28日(月)11:00〜17:00
・場 所:機械振興会館地下2階 研修−2号室 (東京都港区芝公園3-5-8)
・プログラム:  
1) 特別講演「アジア素形材産業ビジョン
   −アジアの工業化発展とアジア経済への影響」11:00〜
     経済産業省製造産業局 素形材産業室長   前田泰宏
2)「中国第一自動車における鋳造事業の現状」  13:00〜
  第一汽車鋳造有限公司技術中心高級工程師  夏 振佳
3)「韓国機械輸出製品の課題と鋳造業界の課題−日韓鋳造業界間の問題点」
                         13:40〜
韓国生産技術研究院 首席研究員  曹 亨鎬
4)「タイ国の裾野産業の問題点」        14:20〜
  タイ王国工業庁 裾野産業開発部長 Panuwat Triyangkulsri
5)「アジア各国におけるアルミ鋳物発展の現状」    15:20〜
          軽金属通信ある社 代表取締役  上島孝一
6)パネルディスカッション 「アジア鋳造業の発展と日本の将来」
                          16:00〜
・参加費:一般18000円、素形材関連団体15000円 センター賛助会員12000円
【問合せ・申込先】(財)素形材センター03-3434-3907 keiei@sokeizai.jp
 詳細は、下記をご覧下さい。
  http://sokeizai.jp/japanese/seminar/manage.html#shosai