情報ファイル                    

              
○1)商経機械新聞 2007年5月17日(木) 
    http://www.shoukei.co.jp/index.html  
   <トップニュース>
    ・NC工具研削盤市場拡大
    ・ リサイクル、エコ対応が追い風
    ・ 輸入機もうなぎ昇り
    ・ 工具、再研磨で棲み分け
NC工具研削盤の市場がこの数年、拡大基調を続けている。モノづくりの基盤となる切削加工は、部品業界や金型業界で重要なキーテクノロジーとして位置付けられるが、NC工具研削盤は切削工具メーカー、工具の再研磨市場を中心に浸透し稼働率を高めている。経済産業省・機械統計にはNC工具研削盤の生産統計がなく、「その他のNC研削盤」に含まれるため正確な数値は把握できないが、最近の市場の動きから見てこの数年はかなりの伸び率と推定されている。

○2)コンピュータ産業研究会のお知らせ(第123回)

・日 時: 2007年6月28日(木)18:30−21:00
・場 所:] 21世紀COE 東京大学ものづくり経営研究センター(MMRC)
     〒113-0033 東京都文京区本郷 3-34-3 本郷第一ビル 8F
     http://www.ut-mmrc.jp/access/index.html
・テーマ:「先進製造業の生産マネジメント論から見た事務用システム開発
・報告者: 戸田忠良 氏 (株式会社 戸田ソフトウェアオフィス 代表取締役)
・要 旨:事務用システム開発ビジネスは、技術者単価の長期低落傾向、さらに“3K職種”という評価が定着による就職不人気などから、慢性的な技術者不足を来たし、中国、インドなどのオフショア開発を大規模に採用し始めるなど、大きな転換期を迎えている。
 従来の開発法は「万能型SE一貫生産方式」による開発体制で行われ、技術者の個人能力依存で、組織能力構築による生産性向上が困難。そのため、生産革新を求め、自動車産業などの先進製造業に学ぶ動きが起り始めている。
「開発期間短縮」の手順は、概略以下の通り。
 ・問題工程を判別する(クリティカル・パス上の工程の発見)
 ・問題工程に対する期間短縮、あるいは、期間制御を試みる
 分析の結果は、システム開発において上述の方法の多くは既に適用済み。
未済は、「工程オーバーラッピング」と「工程内分業」による期間短縮策。
これらの切り口でのアプローチが今後の生産革新の大きなヒントになると考える。
・参加費: ・一般 2,000円   学生 100円
       ・MMRCスタッフ(特任教員・特任研究員・関係学生) 無料
       ・GBRC会員は会員特典で参加費無料
・連絡先: 田原佳代子 E-Mail: k.tahara@nifty.com
      参加される方は6月26日(火)までに御連絡ください。