経済産業省

 産業構造審議会基本問題検討小委員会報告書
  「知識組替えの衝撃〜現代の産業構造の変化の本質〜」

 今年1月より審議を行ってきた産業構造審議会基本問題検討小委員会において報告書をとりまとめましたので公表いたします。本委員会では、グローバル化、人口減少社会の到来の下での我が国経済の成長のあり方について、今後の産業構造の変化の方向と必要な取組という観点から検討を行ってまいりました。報告書では、「知識組替え」をキーワードに産業の構造が大きく変貌していることを示し、これに基づいて経済産業政策が目指すべき方向について提言をしております。
目次
はじめに 〜なぜいま産業構造を問うのか
第?章 現代の産業構造を巡る変化 〜 三つの潮流
 第1節 グローバル化の進展
 第2節 オープン化の進展
 第3節 知識経済化

第?章 我が国産業のグローバル化の現状と課題
 第1節 グローバル化の裾野の拡大
 第2節 オープン・イノベーションの時代にどう対応するか
 第3節 「ジャパン・クール」をどうトレンドにするのか
 第4節 「ものづくり」と「サービス」の接近と融合
 第5節 資源・環境制約と産業構造
 第6節 産業構造と地域の経済構造の連動
 第7節 「アジア経済・環境共同体」の意義
 第8節 人材構造の変化 〜 コーディネーター人材

第?章 知識組替え時代の政策はどうあるべきか
 第1節 日本経済には何が欠けているのか
 第2節 新たな競争力 〜 知識組替えの衝撃とつながり力
 第3節 知識組替えにおけるアジアの意味
 第4節 知識組替え時代の政策
 第5節 業種なき産業構造のかたち
結語 日本は何を目指すのか 〜知識の新結合で目指すクール・ステート
<詳細>
 http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g80728a02j.pdf
・参考資料
 http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g80728a03j.pdf