型技術協会

   第88回型技術セミナー
      「多様化するものづくりの現状と将来」

 この数年金型を含むものづくり、特に部品等の加工技術が大きく変わろうとしています。そのきっかけは、ロボットと同様の加工手法で自由自在に加工軸、加工ワークを移動、回転させ部品加工ができる多軸加工機の出現です。
 多軸加工機は、多軸加工が必要な航空宇宙機器の部位加工を主に成長してきました。金型加工の分野では、15年程前から製品の無理抜きができるゴム金型の加工に多く使われていましたが、金型加工の人件費削減、工具使用量の低減、更には、磨き工程の削減などの可能性を探るために、最近では、鍛造、鋳造金型などの加工にも使われるようになってきました。
 型技術協会では、多軸加工の特徴を生かした金型を含むものづくりの現状と問題点を探るため、「多様化するものづくりの現状と将来」と題して型技術セミナーを下記の日程で開催することとなりました。
多くの方が参加されることを期待しております。
・開催日時:2008年12月4日(木) 10:00 〜 16:40
・開催場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館8階ホール
       〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 
       キャンパス案内 http://www.keio.ac.jp/access.html
・講演者(講演順)
10:00〜10:10  開会挨拶 司 会:東京工科大学 福井 雅彦 氏
10:10〜11:10 「多軸制御加工の現状と今後」東京農工大学  堤 正臣 氏
11:10〜12:00 「多軸制御複合旋盤を用いた熱間鍛造型の連続無人加工事例紹介」
                     日産自動車(株)  清水 基男 氏
12:00〜13:00  休 憩
13:00〜13:50 「多軸加工を用いたゴム金型の加工(多軸加工用加工ソフトウエアについて)」
   (有)石井鉄工所  石井 克彦 氏
13:50〜14:50 「間違いだらけの五軸加工及びこれからの五軸機利用方」
                 (有)根本機械製作所  根本 清一 氏
14:50〜15:00  休 憩
15:00〜15:50 「多軸加工を用いた航空機、タービン、半導体業界の部品加工事例紹介」
                    (株)ウラノ  田沼 卓 氏
15:50〜16:40 「多軸・複合加工をサポートするCNC機能と、IT技術との融合」
    安川シーメンスNC(株)  紙谷 健生 氏
・参加費:会 員 20,000円(型技術協会 正・法人会員)
  1,000円(型技術協会 学生会員)
     一 般 30,000円  ※いずれもテキスト1冊を含む
・募集人数:80名
・申込締切:2008年11月26日(水)
・申込方法:ホームページよりオンライン申込(http://www.jsdmt.jp/)     
<型技術協会>  TEL 045-224-6081 FAX 045-224-6082
           E-mail:info@jsdmt.jp