■IDOメールマガジン■<05.03.28No.023>

*IDOメールマガジン023号目次
日本能率協会
工作機械関連技術者会議
◆情報ファイル◆
☆商経機械新聞 2004年3月24日号
日本の工作機械生産額 23年連続世界一
☆日本鍛造協会
第18回鍛造国際会議 
☆ジェービーエム
JBM 初心者用 2D CAD/CAM You-CAM Ver.6
☆新着雑誌
アジア経済研究所「アジ研ワールド・トレンド」3月号

工作機械関連技術者会議 17年4月20日(水)〜22日(金) 幕張メッセ国際会議場
 ・詳細 http://www.techno-frontier.com/ss01_machine/index.html#2
 ・参加申し込み  http://www.techno-frontier.com/entry/index.html

【プログラム】<4月20日(水)>
【A1】工作機械の持続的な成長に向けて
 工作機械はこれからどの方向に向かって成長していくのであろうか? またそのためにはどのような研究開発を行っていけばよいのであろうか? こうした疑問に答えていただくために、工作機械の最大ユーザである自動車業界を代表して、日野自動車代表取締役蛇川忠暉会長にその豊富なご経験からのご示唆を頂くとともに、本技術者会議では始めて日本工作機械工業会の大西匡会長(豊田工機株式会社代表取締役会長)にお出ましいただいて、工作機械メーカのお立場からお話を伺うことに致しました。

【A2】実用化の著しい多軸制御複合加工機
 昨年開催された工作機械見本市においても多軸制御工作機械、複合加工機、多機能加工機などのオンパレードで、関心の高さが伺われる。これらの機械を活用するには、技術の現状を知り、適用例を見るとともにその課題を考えることが不可欠であると思われる。以上のような観点からこのセッションでは、5軸制御加工機とパラレルメカニズムの比較、多軸複合化マシニングセンタの現状、5軸加工の事例とその課題、という3つのテーマを取り上げる。
多軸制御複合加工機の導入にあたっての事例や上手い使い方などを知るには適切な話題である

<4月21日(木)>
【A3】世界をリードする超精密・微細加工の現状と展望
 超精密・微細加工が関連してLCD、DVD、CD、ディジタルカメラ等デジタル家電の市場は発展、拡大してきた。これらの商品が今後どのように発展して行くのか、また、どのような商品が生まれ、超精密・微細加工がどのように関与して行くのか、消費者、部品メーカ、装置メーカにとって最大の関心事である。商品の動向と求められる技術、超精密・微細加工の現状、超精密微細加工を能率よく行うための超精密加工機、周辺技術について紹介し,これらに関して議論を進めて行きたい。

【A4】工具の高機能化と加工技術の進展
 工具は工作機械よりも工作物に近い位置にいるため、加工に与える影響は工作機械以上に大きく、その寄与度は7:3程度であると言われています。また、工具は工作機械よりも安価であるため、簡単に変更できるという特徴があります。そこで、本セッションでは、工具を高機能化すれば、こんなにも加工が変わるんだということをお示ししたいと思います。工具製造メーカ、工具研削盤メーカ、工作機械メーカのそれぞれの立場から、実例をまじえて、
工具の高機能化による加工技術の変革について示して頂きます。

<4月22日(金)>
A5】生産性向上に直結するメンテナンス技術、保全技術
生産現場におけるメンテナンス・保全は、地味な作業であるが、生産設備としての工作機械が常に期待通りにその性能を発揮し、品質が確保・維持されることは、生産性向上に直接結びつく高信頼性技術といえる。そこで、ユーザサイドからメンテナンス・保全に関する具体的な事例について報告し、現状での問題提起を行うとともに、高信頼性工作機械への期待・要望を紹介する。メーカサイドからはメンテナンスフリーへ向けた要素技術、保守・保
全作業への新しい支援技術など、最新技術について解説を行い、メンテナンス技術の将来動向について意見交換を行う

【A6】高精度・高速化を実現する次世代技術を探る
 本セッションでは、最近頭打ちの様相を示している工作機械の高精度・高速化を革新的に進展させるための技術を探るため、以下の三つを取り上げる。まず、送り駆動系のダイナミクスについては、工作機械の設計原理を忠実に具現化した重心駆動方式とその具体的な効果事例について紹介する。
制御技術については、ナノ制御可能なサーボと協調して高精度な加工を実現するナノ補間制御ならびに、学習制御、機械制振制御など高精度を維持しながらの高速高能率を実現する技術について紹介する。また、熱変形フリー技術については、環境温度変化に対して機械の姿勢変化が少なく、インナー用金型でも平均送り速度が向上できる高精度・高速次世代門形マシニングセンタの開発事例を紹介する

情報ファイル

1)商経機械新聞 2004年3月24日号(木) http://www.shoukei.co.jp/kikai/index.html
<トップニュース>
 ・日本の工作機械生産額 23年連続世界一
 ・国内消費額は中国が3年連続トップ
 日本の切削型工作機械の生産額が、04年まで23年連続で世界1を堅守していることが明らかになった。米国ガードナー・パブリケーションズが毎年行っているこの調査(対象31ヵ国)によると、日本は04年に105億2100万ドルと前年を33.4%上回り、唯一の100億ドル超えで1位をキープした。ドイツは92億ドルと日本に次ぎ、シェアは日本の23.2%に対し20.3%。また、切削型・成形型を含めた国内消費額は、中国が93億万ドル(前年比37.0%増)と3年連続でトップ、日本は59億万ドル(同43.8%増)と大幅に伸び、前年の3位から2
位に。国内消費額では00年まで7年連続トップを保っていた米国が前年に続き4位に甘んじている。


2)日本鍛造協会
第18回鍛造国際会議                 
・日 時:2005年4月6日〜12日(下記内容の開催日程は8日〜9日)
・会 場:「ウェスティン ナゴヤ キャッスル」
     名古屋市西区桶の口町3-19   TEL052-521-2121
・内 容:●第18回鍛造国際会議
    ●展示テーマ「鍛造の技と知恵」2F「青雲の間」 
・お問合先:(社)日本鍛造協会 鈴木 TEL:03-5643-5321 FAX:03-3664-6470
  http://www.jfa-tanzo.jp/top/index.html
・詳細は、http://www.jfa-tanzo.jp/topics/topics/topics01.htmlをご覧下さい。


3)ジェービーエム
JBM 初心者用 2D CAD/CAM You-CAM Ver.6
関東地区にてリリース、販売開始

ジェービーエム(JBM)は、自社開発システム You- CAM をこの度、関東地区でも販売を開始すると発表した。本システムはこれまで、本社所在地である関西地区のみの販売で、既に6000本以上の販売実績をあげている。
この2D CAD/CAM You-CAMは、操作性と柔軟性を兼ね備えたシステムとして構成され中でも、穴あけ加工・輪郭加工の機能を持つYou-CAMドリルは、操作面でも非常に扱いやすく、価格的にも安価なため、CAD/CAMを全然知らない方や従来の図面から抜け出したい方に導入しやすいシステムである。全くの初心者でも2、3日の教育でエキスパートになれる。JBMが正規輸入元として取り扱うMastercamともDXF形式でのデータの受け渡しが可能である。
 本システムの製品構成と価格は下記の通りです。2次元CAD/CAMシステム You-CAM
You-CAM マシニング ¥735,000
You-CAM ワイヤー・・・・・・ ¥735,000
You-CAM マシニング、ワイヤー  ¥1,155,000‐
You-CAM ドリル(穴あけ加工、輪郭加工)¥420,000‐
※ 上記システムにはすべて、You-CAD、DXF/IGES/BMI/NCデータ双方向
変換システム、NCデータ編集、通信、描画システムを含んでいる。           

問合せ先:株式会社ジェービーエム 
関東支社 井上龍俊 E-mail:inoue@jbm.co.jp TEL:045-476-3371
( または 原明子 E-mail:hara@jbm.co.jp )


4)新着雑誌 *アジア経済研究所「アジ研ワールド・トレンド」3月号
 http://www.ido21.com/m-mag/aziken05.03.pdf