日本塑性加工学会 塑性加工技術フォーラム

「日本経済を支える技術者の教育を考える」−技術者再教育の視点から−
日 時:平成18年1月11日(水) 13:00〜17:50

会 場:日本工業大学神田キャンパス (専門職大学院),
【東京・神田神保町2-5 】
Web:http://www.nit.ac.jp/senmon/
主 催:日本塑性加工学会
趣 旨:最近の日本経済に元気が無いということは周知の通りである.この大きな原因の1つは,これまで日本経済の牽引役を果たしていた製造業が,急激な世の中の価値観の変化に直面したにもかかわらず,それに対応できなかったためと考えられる.今後再び日本の経済
を回復させるためには,製造業に従事する技術者の大きな意識改革や企業倫理など新たな知識会得のための再教育システムの導入や産学官連携のますますの促進が必要不可欠である.
本フォーラムでは,これらについて各種教育の機会や実態,これからの展望等について考える.
プログラム
・開  会 (13:00〜13:10) 
日本塑性加工学会技術教育委員会委員長 中村  保
司 会     日本工業大学  谷本  直
時刻/内容/講師
13:10〜14:00
21世紀における技術者育成のための社会人再教育
技術者にとって新たな知の獲得と知の統合化を図るための想像力の強化が不可欠であり,継続的教育と自己啓発が必須となることを提言する.
東京工業大学/元新日本製鐵(株)冨浦  梓
14:00〜14:40
産学官連携によるプロダクトマネージャ育成システムの開発
ものづくりの強力な能力構築を図るため,製品開発から生産技術まで統括できる強力なプロダクトマネージャの育成システム構築を目指した試みについて紹介する.
静岡大学工学部 中村  保
14:40〜15:20
企業内における技術者教育: イノベーションを自ら進めていけるような人材をいかに育成してゆくかについて,社内で実施中の種々の研修システムについて事例研究的な紹介をする.
  アイエス情報システム(株) 山岡  斉
15:40〜16:20
中小企業における新事業の開拓支援の試み
 日本産業の基盤を実質的に支えている中小企業の活性化を目指した戦略性の高いインキュベーション,新事業開拓を促進するための産学連携,広域連携,人材,資金などの支援事業を紹介する.
(独)中小企業基盤整備機構 新事業支援部 塩田 康彦

16:20〜16:50
専門職大学院における技術経営(MOT)教育
 これからの技術者に最も求められる能力の一つである,技術開発した製品をいかにして商品まで育て上げるかの,いわゆる「技術経営力」の育成方法についての紹介をする.
日本工業大学専門職大学院  村川 正夫
16:50〜17:50
総 合 討 論,専門職大学院見学:
司会,見学案内   日本工業大学    村川 正夫 
・定  員:50名(定員になり次第締切)
・参 加 費:会員2,000円(学生会員は半額),一般3,000円 (いずれにも資料代等を含む)
・申込方法:学会ホームページ (http://www.jstp.or.jp )【行事のご案内】のページよりお申し込みください.
または「第23回塑性加工フォーラム申込み」と題記し,(1)氏名,(2)勤務先,(3)所属科・部課名,(4)通信先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号),(5)会員資格(正・賛助・学生・協賛学協会名),(6)支払方法(銀行振込,郵便為替,当日払い)を明記のうえ,郵便またはFAXにて下記にお申込み下さい.開催の10日前までに参加券等をお送りします.
・申 込 先:日本塑性加工学会[〒105-0012 東京都港区芝大門1-3-11 YSKビル , 電話 (03)3435-8301, FAX(03)5733-3730
・振 込 先:銀行振込(みずほ銀行 神谷町支店 普通預金口座 1382128),郵便振替 (0011- 9-14492)
口座名義:社団法人日本塑性加工学会