06年4月28日 「韓国金型工学会」設立

 韓国金型工学会((Korea Society of Die & Mold Engineering:KSDME)の創立
総会が去る2006年4月28日、金型部門の学者、研究者、金型業界代表者等150名が参加して盛大に開催された。
 韓国金型工学会は“金型部門の学問的、技術的発展を目指して韓国産業発展と国家競争力を高めることを目的”としてスタートした。今後、金型関連研究及び技術者が緊密な協力関係を通じて効率的に研究開発を遂行するとともに産、学、研、官が協同して技術水準を一段と向上すること狙いとする。
 去る4月5日に創立発起人大会で、初代会長として推薦された柳済九教授(ソウル産業大学金型設計学科)は、就任挨拶で“金型人としてわが国金型産業の発展のために任せられた最後の任務と考え、学会は勿論産業発展の為に最善の努力を尽くす”と述べた。共に“先ず学会を産業界に広く知らせ、発展基金を募金すると共に、低費用、高効率化を計り学会を運営し、学会基盤を安定化するために主力する” と決意を表明した。
 設立総会の席上、金型工業協同組合の金理事長は祝辞として“経営環境の悪化で困
難な環境におかれている中、学術支援団体の金型工学会の誕生は、わが国の金型人の
希望であるとともに、これから学会本来の役割を十分に遂行し金型産業の発展に寄
与することを望む”と期待の表明をし、この学会発展のためにより多くの金型人の
積極的な参加と支援をお願いした。
 一方、昨年「第9回金型の日」に学会設立に2億ウォンの寄付金を約束したJYSOLUTECの金学権社長はこの日創立総会にて柳会長に寄付金を渡した。
 学会の定款によると学会会員は一般、終身、学生、特別会員(参賛助会員)等に分けられ、会員加入等詳しいことは韓国金型工学会のURL(韓国語)www.ksdme.com を参照。 (情報提供:金泳敦)